2021年に開催されたオリンピック東京大会の公式記録映画。
SIDE:Aは選手、SIDE:Bは運営を支えた方々にスポットが当てられています。
パンフレットは日本国旗を思わせる赤と白。
表紙に大会エンブレムと五輪マークが型押しされたシンプルなデザインです。

え~っと…とりあえず思ったことを羅列してみようかな。
やたらと顔のアップが多くて圧が凄かった。。。なぜそんなに近い?
桜をはじめとした植物、海とかプールの底から見上げる感じのシーンも
やたらと多かった…場の転換や気持ちの切替えのため??
SIDE:Aでは試合そのものより選手の心情に迫るような描き方で
SIDE:Bは事実を淡々と記録しているような感じだったかな。
Aはグローバル、Bはほぼ日本国内での出来事です。
いずれも子供…幼児や児童くらいの年齢…が出てきます。
1年延期、コロナとの格闘。そして東日本大震災も織り込まれています。
で。感想ですが。。。ちょっと書き辛いな…
以前、河瀨監督の「VISION」を観た時と似たような感想を持ちました。
「他人の夢を覗き見しているような感覚」
VISIONは私のアタマでは難解すぎて消化不良を起こしましたが
今回は実感のある出来事が題材だったせいかそれなりに理解はできた…かな。
共感できたかと問われたらなんとも言えないけど。
批判的な評価が散見されますが、そこまで酷いとは思いませんでした。
好きか嫌いかという問いには「どちらかと言うと好き」と答えます。
…オジサマ方の顔の大写しは本気で勘弁してほしかったけどね~(苦笑)
一番印象に残ったのは選手村の食堂を担当した男性へのインタビューかな。
(※運営側なのでSIDE:Bに出てきます)
「自分たちは裏方だから」の言葉に「晴れ舞台じゃないですか!」と
切り返す監督(←写っていないけど多分)。
それを聞いた彼が一瞬黙った後、極まったように目を潤ませながら
ぽつりと「嬉しい」と呟く…あ~思い出しただけでもウルっとくる。。。
映画館で観るような作品かな~とも思ったりしますが。。。
音の拾い方はすごく良かったです。特に競技中の足音とか周囲の物音とか。
臨場感があり、特にSIDE:Aでは音が印象に残りました。
あとは。。。
ん~…観てどう感じるかは個々の感性によるかもしれません。
円盤になったら記念に買おうかな?とは考えていますが
だからといって全面推しする気もないですね…ちょっと複雑…
河瀨監督の世界観が大好きな方ならすんなり受け入れられるのかな~
こんな総括で申し訳ありませぬーー;
観応えがある作品でした…
新コロへの警戒は変わりませんが映画を楽しめる世の中になって良かった。。。

以下、観た順番で感想を書かせていただきます。
◆夏への扉-キミのいる未来へー
舞台は2025年と1995年。
コールドスリープが商用化された時代、30年を経て目覚めた宗一郎は
自身の知る絶望の30年前とは異なる"不可解な現象"に混乱。
一緒に眠るはずだった愛猫と同じ名前を持つヒューマノイド・PETEともに
真相を探る旅に出ます。
そして…驚愕の事実を知ることになります。
なぜPETEが愛猫と同じ名前なのか。
なぜ実用化にこぎ着けなかったはずの技術が自身の開発となっているのか。
そこにはコールドスリープだけではないもうひとつの技術が関わっていて
その技術を完成させるきっかけとなったのも宗一郎自身だった…
久しぶりにSFらしい作品を観たな~!という感じでした。面白かった!!
◆ソボク(SEOBOK)
余命宣告を受けた元情報局エージェントのギホンは強引に任務を負わされます。
極秘プロジェクトで誕生したクローン人間のソボクを護衛すること。
文字通り超人化し"死なない"身体であるソボクは様々な理由で危険な存在。
でも研究所しか知らないソボクは初めて知る"外"の世界に興味深々で
たびたびギホンの手を煩わせます。
何度も繰り返される2人の対立を経て導き出された結末は…
こちらはSF要素を含むハードボイルド的作品…という言い方で良いのかな?
悲劇と救済の物語とも。お涙ちょうだい的な演出は若干気になりましたが。
ソボクがカップ麺を何杯も食べるシーンは可愛かったです。
韓国も日本と同じくカップ麺やインスタント麺が日常食なんですね~
梅田ブルク7にてクライマックスシーンの衣装が展示されていました。
でも…ごめんなさい。ブルクでは観ていないんだ^^;

◆サイダーのように言葉が湧き上がる
世間との交流が苦手で心情を表現する方法として俳句を詠む少年・チェリー。
社交的だけど出っ歯がコンプレックスでマスクが手放せない少女・スマイル。
ショッピングモールの騒動でスマートフォンが入れ替わったことがきっかけで
2人の交流が始まり、少しずつ距離を縮めていきますが
とある出来事をきっかけに関係がぎくしゃくしてしまい…
淡々と観終えましたが(笑)、鑑賞後の爽快感はまさにサイダーでした。
気持ちが落ち着くというか…心温まるほのぼの系作品?
パンフレットがLPジャケット仕様で「でかっ!」と思いましたが
物語のキーヴィジュアルなんですよね。納得。
"YAMAZAKURA"ってそういうことか~!大貫妙子さんの歌声、好き♪

◆
以上、3作品の感想でした。
東京オリンピック2020の開会式中継に夢中になってしまったせいで
更新が遅れてしまった…すみませんっ!
というかさ。
せっかく録画していたのに放送時間枠を外れてしまったせいで
クライマックスの聖火シーンを録ることができなかった(怒)
録画設定というよりNHKの番組枠設定に問題があるんじゃないの???
記録メディア販売を狙って敢えてそういう手法を取ったのだとしたら許せんっ!
…きっと買っちゃうけどね。記念になるし。
さてと…寝ましょうかね。
今宵ばかりは某S氏も文句は言うまい(笑)
作成者: がんちゃん
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大気の熱はなかなか冷めないけど、日が照っていないだけ過ごしやすい。
だからかな?
長く伸びた影や隙間から差し込む光を見るとホッとします。

帰宅して室温を見てどっと疲れが出るまでがワンセット(笑)

◆
今日は午前中の比較的涼しい時間を利用して部屋の模様替えと掃除。
汗をダラダラ流しながらの作業となりました。
久しぶりに収納庫を整頓したら「要らんもん」だらけでした。
ホント、なんでもかんでも溜め込むクセをどうにかしないとね。。。
今は断捨離できるようになっただけマシですが、
空いた分だけ溜め込んでしまったら元の木阿弥ですもの==;
さて。シャワーを浴びてお出掛け準備をするか…
今夜はテレビでオリンピック開会式を観ながら宴会じゃ~!!!♪
作成者: がんちゃん
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ああ…良いお天気…
統計上晴れの日が多い(=晴れの特異日)という10月10日。
それゆえに52年前のこの日が東京五輪の開会日に選ばれたとか…
確かに今日も良いお天気^^
そういえば4年後の東京五輪は7月下旬開催予定だそうで。
今日の爽やかな晴天どころか問題山積のようですけど^^;
さて。そろそろ布団を取り込もうかな。
塚口駅前のダイエーで販売されていました。
どうやら五輪開催決定を受けて…らしいですが…単なる便乗販売だよね?
ま、私みたいに買っちゃう客もチョイチョイいるんでしょうけど^^;
便乗と言えば、富士山が世界遺産に登録された直後のこと。
羽田空港の土産品売り場では、富士山を模ったのチョコレート詰合せ箱が
山積みになっていました。製造元はメリー。
ちなみにスカイツリー型はモロゾフ製。いろんな意味で「間違いのない」お土産だわ^^
これから五輪グッズが続々と出てくるんでしょうね。
楽しみっ♪