タグアーカイブ: 星の王子さま

「あたくし、草じゃありませんのよ」

確かに…草ではない、な。
それにしても"開店準備中"のバラ園はなんとも殺風景。。。
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お。葉っぱが出ている!
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ポカポカ陽気が待ち遠しい今日この頃。。。

7日間ブックカバーチャレンジごっこ。その1~星の王子さま

KYO様のブログに触発されて本棚をゴソゴソしているうちに
紹介するだけなら面白いかな~?と思い始めたのでやってみようかと。
中には以前ブログに載せたものもあると思いますがご容赦を。。。

初手なので無難に有名な作品からいっちゃいます!  

星の王子さま(サン=テグジュペリ)
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8冊に見えますが右上は函から本を出している状態です。
その下の2冊を加え、右側3冊は内藤濯(なうとうあろう)さんの訳本。
小さい頃から親しんでいるので絶対外せないのですよ~
左画像は岩波書店保有の翻訳出版権の失効に伴い発表された新訳本4冊。

しかし、新訳本4冊は分かるとして、内容が同じ内藤訳本をなぜ3冊も^^;
(以前書いたことがあると思うのでここでは省略します)

新訳本のブックカバーは工夫が施されていて結構楽しいです^^
3冊はお馴染みのサン=テグジュペリの手によるイラストを使用していますが
角川文庫のカバーは背景が黒いですし(デザイン:國枝達也氏)
文芸社文庫は半透明のカバーに周辺の星々が印刷され、平部分に印刷された
王子さま&住まいの星と合体させています(デザイン:川村香奈子氏)。
1冊だけカバーイラストが違うのは集英社文庫。
山田詩子氏が手掛けられているとか。可愛いですね^^
一見王道を行っているような新潮文庫も、星や王子さまなどの輪郭が金貼りで
キラキラしていますよ~^^

ちなみに新訳本の上2冊は本文が横書きです。
横書きにする理由は特になさそうですが(原文を載せているわけではないし)
現代の若い方は横書きの方が親しみやすい場合もあるのかもしれませんね。

何となく始めてしまったブックカバーチャレンジ。あと6作品ですか…
4作品はどうにかピックアップできていますが、残る2冊…どうしよ?
実家に残したもの、引っ越しを重ねるうちに紛失したものの中に
紹介したい作品がちらほらあるんですよね…
「ふしぎなかぎばあさん」とか「ぐりとぐら」シリーズとか。
「星の王子さま」もですが、小さい頃から中学生頃にかけて親しんだ作品が
特に心に残っているような気がします。

古い本を紹介しろという趣旨の試みではないと思いますので(ですよね?)
新しめの作品から探してみます…面白いカバーデザイン、あるかなぁ。。。

ぼうしが、なんでこわいものか

CPUのグラフを見て星の王子様の冒頭を思い出しました。
ウワバミ

私も「そいつぁ、ぼうしだ」と言ってしまう"大人"になっちゃったかも。
それでも

「たいせつなことはね、目に見えないんだよ…」

という一節を心に刻みこんで生きていきたいと思います。

本当に大切なものは…

昨日の枚方イベントで購入したぽちのお八つ様のお菓子たち。
…が入っていた紙袋の隅っこ~に ワンちゃんが!
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…え~っと。
前回、完全にスルーしていました… ぽちさま、すみませんーー;
 
     ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★
 
視野の狭さをはじめ、狭量な自分が嫌になる今日この頃…
大事なものを見落としていそうで不安になります。。。
 
見えているものが目に入らないのは、砂漠の井戸とはまた次元の違う話。
まずは現実を直視しなきゃ…ですね。
 

新訳・星の王子さま

現在、我が家には「星の王子さま(サン・テグジュペリ作)」が3冊…^^;
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これまで持っていたのは右の2冊。
いずれも小さい頃から親しんできた内藤濯さん訳のものです。
今回購入したのは、河野万里子さんという方の訳書(新潮文庫)。
カバーに金色が使われていてきらきら。凝っているな~♪
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訳書なので本筋は同じ。 …結末が変わっていたらビックリを通り越して怖いですが^^;
河野版はいかにも現代語という感じ。なにしろ考え込まなくて良いんですもの(笑)
対する内藤版は1953年(昭和28年)に第一刷が出ているせいか
言葉や言い回しがやや古めかしく、意味を掴むのに少し苦労した記憶があります。
例えば、
 目方(=体重) とか
 「おとうさんは、どのくらいお金をとっていますか」(=収入の質問) とか。
そういう意味では河野版は現代語そのもので非常に読みやすかったです。
内藤版で意訳しすぎて省略された文言もしっかり書かれているようですし。
が…ちょっと文章が冷たいような印象を受けました。
生真面目に翻訳しました!な雰囲気がバシバシくるような感じ?
でもって、王子さまの年齢が少し上がったような。
内藤版は言い回しが“やわらかい”ので全体的にほわほわした印象ですが
河野版は現実に引き戻されそうな感じ。
あくまでも個人の感想だし、人によって感性が違うので何とも言えません。
が…
私の好みは内藤版ですかね。読み慣れているせいも多分にあるとは思うけど。
星の王子さまの訳書は他にもたくさん出ているようですので
見つけたら読み比べてみようっと♪
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