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洋画2本立て☆

だいぶ時間が空いてしまいましたが洋画2本の感想をば。
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◆ライフ・ウィズ・ミュージック(Life with MUSIC)
アルコール依存症のリハビリ中のズーはある日祖母死去の連絡を受ける。
祖母と同居していた妹・ミュージックと一緒に暮らし始めるが
自閉症のミュージックとの生活は困難の連続、更には仕事にもあり付けない。
それでも少しずつ姉妹仲が深まり、周囲の信頼も得ていく…

ザックリ書くとそんな内容。
途中途中でミュージッククリップが入るという斬新な構成になっています。
映画のタイトルは"妹・ミュージックとの生活"であり
"音楽と共に生きる"という2つの意味を掛けているのかな?
構成や題材に対して賛否両論あるようですが…私は好きかな~

◆ガガーリン(GAGARLINE)
かつてパリに実在した公営住宅"ガガーリン団地"を題材にした話。
老朽化と再開発のために取り壊しが決定したガガーリン団地を何とか残そうと
住民が退去する中ひっそりと隠れ住んだ青年・ユーリの物語です。
人類初の有人宇宙飛行を達成したユーリ・ガガーリンと同じ名を持つ彼は
立てこもったアパート内を"宇宙船"に見立てて改造を施していくが
彼の存在を知らない行政当局はいよいよ建物の爆破解体を決断。
いまにも起爆スイッチが押されようとしたその時、建物が光り始め…

宇宙や宇宙船への憧れや秘密基地を作るワクワク感。
ものすごく夢を感じる話でした…現実は容赦なかったけどーー;
今はもう無くなってしまったガガーリン団地…実物を見てみたかったな~

溜めていた映画の感想をようやくUP。
この調子で明日は邦画2本の感想を上げます~☆

実話ベース2作

このところ観たい映画・気になる作品が続々と公開されているので
金欠で困っておりますわ~♪←コラコラ(笑
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◆ドクター・デスの遺産
「人には生きる権利と死ぬ権利がある」と死にたい人間をネットで募集し
報酬をとらず次々と安楽死させる"ドクター・デス"。
"被害者"のダイイングメッセージや関係者の証言などをコツコツと集め
少しずつその正体に近づいていく様子にドキドキ。
「罪の声」のように自分も捜査に加わっているようで面白かったです。
とはいえ、安楽死…尊厳死というべきか…結構重い題材ですね--;
海外には安楽死を認める国があり、死を選択した日本人もいらっしゃいます。
ペットの安楽死は日本でも行われていますよね。
「死ぬ権利」については何度か考えたことがありますが…
難しすぎて答えが出せません。。。

◆ストックホルム・ケース
「ストックホルム症候群」の語源となった事件を題材とした作品。
銀行強盗などの人質が犯人を庇うような行動を取る状態のことを指しますが
どのような状況下だとそういう心理状態になるのか?
というシミュレーションのような作品…とでも言えばいいのかな。
まあ…ぶっちゃけ、犯人だって人間ですからね~
人柄や目的によっては、あるいは人質の心が動くこともあるかもしれませんが。
正直、体験してみないと答えが見いだせないかも…
もちろんそんな事態には遭遇したくないですけどね!^^;

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★

今日から月次決算に突入しましたので映画はしばらくお預け。
…が…そんなタイミングでヴァイオレットの入場者プレゼントの発表が!
なんと、私が入手できなかった小説が貰える…かもしれないのです。
3種類のどれが当たるか分からないけど、行くしかないでしょ?
というわけで~金土の仕事帰りはヴァイオレット鑑賞ケテー(笑)
…いいんだ。好きなんだから。ふふふ…金欠ばんざーい!!!

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話

観に行ってまいりました。
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12歳で筋ジストロフィーの診断を受けた鹿野靖明さんの半生を描いた実話。

「あの人の我儘は命がけなんです!」

劇中のこの言葉が象徴しているように、彼は自身のハンディに対して
悲観的にならず、ひたすら人生を楽む努力した人のように思えました。
彼の要望は人によっては"我儘"と捉えてしまうかもしれません。
だけど500人ものボランティアが彼を支え続けたことを考えると
単なる「我儘な人」ではなかったことが窺い知れます。
彼の母親の元には彼の死後16年が経過した今も当時のボランティアたちが
集うとのこと。愛すべき存在だったのですね。。。

うだうだ御託を並べてもこの映画の真髄は伝わらないかな。
気になる方はぜひご覧になることをお勧めします。
筋ジスのみならず "障害者" と定義づけられる方々、更には命について
自身のスタンスを自問自答する良い機会ではないかと思いました。

私も悔いのない人生を全うしたいです。。。
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