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アンと愛情

「和菓子のアン」シリーズ第三弾!
10月22日に発売された本ですが…ネット予約していたら24日に到着したという。
本屋さんで買えばよかったわ~==;
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掲載誌のジャーロ(※電子版のみ)で内容は知っていましたが
やっぱり手元に置きたいですから…今後も単行本で揃えるつもりです。

タイトルは巷の予想通りでしたね~2作目が「青春」でしたし。
話の展開的には本家「アン・ブックス」に至りませんでしたが
恋のお話はそこそこ強めな感じでした。
アンちゃんと"乙女"の関係はともかく椿店長…意外過ぎなんですが!
恋バナ的展開はあまり得意ではないので(案外純情なんです…笑)
アンちゃんの奥手っぷりに感謝…していいのか?な??今後の展開的にも^^;

あまりネタバレしたくないのでこの辺で~☆

今日は朝からヴァイオレット・エヴァーガーデンを観てきました。
言わずもがなの入場者プレゼント狙いでございます(笑)
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来週末に大ヒット御礼舞台挨拶がMOVIX京都で開催されますが
仕事以外に県境越えしないと決めている私…もちろん行けません(泣)
当日の上映回にて中継が入るとのことなので頑張って予約を入れます!!
今回は音響監督さんも登壇されるということですし…楽しみっ♪

水無月

無病息災を祈って。
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本来は6月30日の夏越の祓えに合わせて頂くものだと思いますが
外出先で見かけたので思わず…

風習とか無関係で単に食べたかっただけです(笑)

「和菓子のアン」でも最初のエピソードで出てきますね。
上生菓子10個中、1個だけ"おとし文"を指定して…と、これ以上はネタバレか。
文と言えば3冊目には「懸想文」のエピソードも載るんだろうな。
WEB季刊誌"ジャーロ"で続きを読んでいますが、
どうも2冊目との間のエピソードが抜け落ちているように思えるので
(人物設定に関するデータが抜けているんです)
早いこと3冊目を出してほしい…もやもやするぅ~!!!←我儘。

7日間ブックカバーチャレンジごっこ。その6~和菓子のアン

実はブックカバーのデザインにやられて単行本を買っちゃったという…

和菓子のアン&アンと青春(坂木司/光文社)
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出会いは「和菓子のアン」の文庫本でした。
オビに書かれていた「この本を読んだら和菓子が食べたくなる」に
まんまと釣られてしまったのです(笑)

古本屋さんで単行本のカバーデザインを知り、新品を探しましたが
既に販売されていなかったようなので諦めて古本屋で調達…
続編の「アンと青春」は単行本の出版と同時に購入しました。
ちなみに文庫本は外に連れ出す時や就寝前の読書タイム用です。

「和菓子のアン」シリーズは現在も連載中。
2冊目が出た段階で3冊目は「アンの愛情」に近いタイトルになるのでは?
と噂されていますが…果たしてどうなりますやら…

明日で最後ですか…あっという間だったな。。。
さて、どの本にしましょうかねぇ…--;

乙女のピンチ?

続きが気になっていたので、文庫化を待たずに買っちゃいました。
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アンと青春/坂木司(光文社)
  & 坂木司リクエスト!和菓子のアンソロジー/坂木司 他(光文社文庫)
 
 
なぜ文庫本まで画像に載っているの?と思われるかもしれませんが…
実は新刊の第1話は「和菓子のアンソロジー」にて発表された作品の再掲。
前作「和菓子のアン」の番外編(続編?)が読めると知り購入したものでした。
 
詳しい事情は後述するとして… まずはアンソロジーの紹介から^^
 
     ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★
 
この文庫本は文字通り和菓子をモチーフとした作品10編を纏めたもので
執筆者は坂木司さんが指名されたようです(と、まえがきにありました)。
どれも10人の作家さんの個性が光っていて実に興味深かったです。
刑事部屋に届けられるどら焼きの秘密、「男前な口解け」の和菓子、
死人からのメッセージに、上生菓子を使った言葉遊びやラブレター…
舞台も現代の日本だけでなく架空の世界だったり、外国だったり。
 
いやもう…
想像するだけで和菓子の口になっちゃって…大変でした==;
その中で一番食べたいのは?と聞かれたら…牛乳羹かな~(※柴田よしき・著「融雪」)
缶詰のみかんがた~っぷり入った、昔ながらの家庭のおやつ。
でも。
物語に書かれていた「ミントの葉とラズベリーの砂糖煮をいれたもの」も
自宅で作れそうなので試してみたいです^^
 
次は「アンと青春」の感想~★
上記を全く踏まえなくていいです(←ヲイヲイ^^;)
 
     ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★
 
「アンと青春」…う~む。
明らかにアン・ブックス(モンゴメリ・著)を意識したタイトルですね^^
ということは次作は…という憶測もすでにWEB上で見かけました。
実際、今回はそういう方向での展開になっているので…
 
閑話休題。
 
アンソロジーに発表された作品が1作目として再掲された理由。
「新刊なのに再掲?」と若干がっかりしたものの、読み進めて納得しました。
本作はアンソロ作品に出てきた人物がキーパーソンになっているんです。
元々、坂木作品では別作品の主要人物がモブ的に別作品に”出演”している
ことが多いですものね。
しかも今回は同じ作品内。話の繋がりや新展開があって当然かなと。
 
この「キーパーソン」…柏木さんは傍目には「そこにいる」だけですが
「乙女」こと立花さんの心をことある毎にツンツン刺激しているようです。
挙句の果てにはアンちゃんとの距離感が掴めなくなってしまった模様^^;
特に物語の後半からは不安定でしたね~
最後の章での柏木さんへのあの言葉… あれってやっぱり挑戦状?
 
アンちゃんはといえば、立花さんの態度がどうにも理解しきれず
更にはアルバイトとしての自分の立ち位置などにも不安を抱き始め…
こちらもやっぱり不安定な状態に。ロボット化していたしーー;
結果的に一人の人間として、社会人として更に成長した感じなので
一種の「試練の時」だったとも言えます。まさに青春!
でも…アンちゃんはやっぱりアンちゃんなんですよね…
相変わらず自己評価が低すぎ。なんであそこまで頑ななんだろう?
学歴や体形だけではないトラウマでもあるのかしら--;
 
ちなみに、立花さんの心情は師匠曰く「甘酒屋の荷」。
「荷物を持て余すくらいなら手を出すな」と言われて反応した立花さんは
おそらく何を言われたのか理解しているのだと思います。
 
一方、師匠から「気になるなら調べな」と言われたアンちゃんですが…
最後の1文(1頁)に吹きました! 乙女よ…頑張れ。先は長いぞ?(微笑)
 
 
本作はとにかくこれまでの坂木作品の中ではひときわアクが強いな…
という印象でした(言うほど読んじゃおりませんが^^;)。
お姑さんの話はめっちゃ怖かったです。私は受け入れられない==;
自己主張のありかたや「嫉妬」の話、価値観の違いに常識の定義など
興味深いテーマではあるけれども、突き詰めるほどに難しい…
というのが素直な感想でした。
 
びっくりしたのは桜井さん…まさかの学生結婚とは!
(あのメンバーで唯一の既婚者になりました…あの若さで^^;)
あ。
椿店長は相変わらずでした…今作中、抜群の安定感でしたわ(笑)
 
     ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★
 
久しぶりの読書タイムでした。
せっかくの連休、しかも雨上がりの五月晴れ。
本当はお出掛けしたかったんですが…またしても「住人化」しています。
 
酒を控えたほうがいいのかなーー;

「読めば思わず和菓子屋さんに走りたくなる」

…という、裏表紙の解説そのまんま!な読後感でございました^^;
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和菓子のアン/坂木 司 (光文社文庫)
 
主人公はデパ地下の和菓子屋さん「みつ屋」のアルバイト店員、梅本杏子・18歳。
将来の夢が思い浮かばないまま進学も就職も決められずに高校を卒業、
雨宿りのため入ったデパ地下でお店の求人を見て、「お菓子が美味しいし、いいか~」
 
…本当にそんなノリで仕事を決めちゃいました^^;
 
が、個性的な職場仲間や様々な事情を抱えたお客様と触れあううちに
和菓子の奥深さや込められた思いを知り…
 
まあ、そんな感じ。
和菓子についての知識がふんだんに盛り込まれていて、読み応えバッチリ!
加えてミステリアスな展開に、ドキドキワクワク♪
400ページほどですが、テンポよくさらりと読めました。ちなみに私は3時間で読了^^
苦手とする恋愛展開が無かった(ほんのり程度…)のも良かったんだろうな(笑)
 
 
冒頭でも触れましたが、とにもかくにも和菓子が食べたくなります。
明日、仕事帰りに大阪駅で途中下車して、デパ地下の和菓子屋さんを覗こうかな?
せめて売り場で上生菓子を鑑賞したい~!! ←絶対に買っちゃうんだな、これが^^;
 
 
     ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★
 
今年は、今まで読んだことのない作家さんや作品を積極的に読もうと思っています。
気に入った作品を繰り返し読むばかりなので、読書の幅が広がらないんだもんーー;
「心の積読」も徐々に実体化させないと。。。
 
50冊は無理ですが、せめて月1冊は達成できるよう頑張ろう♪
 
 
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1/14(火)、書き足りていない感じがしたので少し追記。
 
杏子ちゃんことアンちゃんが高校卒業までに進学も就職も選べなかったのは
(※“杏”の字からアンちゃんと呼ばれるようになりました)
「やりたいことが見つからない」と真剣に悩んだ結果でした。
お母さんからは「とりあえず進学して、やりたいことを探したら?」と勧められましたが
それを選ばなかったのは「お金がかかるから」。家計を慮ってのことでした。
とても思慮深い女の子です。短絡的な私、アンちゃんを見習わなきゃな…--;
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