タグアーカイブ: ミステリー

没頭しています

LINEマンガで見つけた「薬屋のひとりごと」のコミカライズ版が面白すぎて
原作小説を大人買い。私にしては珍しく電子書籍での購入です。
だって既に11冊出ているし、20%オフクーポンがあったし…^^;
読書。

画像はPCに落としたビューアのものですが、スマホにもアプリを入れていて、
どちらかというとスマホで読んでいます。職場の休み時間とか。
基本、電子版は紙本が存在しない場合に購入しますが…これは例外ですね~
安さに釣られたなんて思いっきり言っちゃう!^^;

ちなみに、コミカライズ本は作画の方が違う2種類が存在します。
読んでいるのはビッグガンガン版、もう1種類はサンデーGX版。
どちらも切り口が違って面白いようです…気になる~

…散財の予感(笑)

以上、日曜日あたりからブログの更新(訪問も)が鈍かった理由でありました。
コメントのお返事まで溜め込んでしまっております。申し訳ありませんーー;
だって読み始めたら止まらないんだよ~11冊もあるし!

そんなわけで、土曜日くらいまで反応が鈍いと思ってくださいませ^^;
気が向いたら感想をUPします(向くのか???)

アンと愛情

「和菓子のアン」シリーズ第三弾!
10月22日に発売された本ですが…ネット予約していたら24日に到着したという。
本屋さんで買えばよかったわ~==;
20201024_141958

掲載誌のジャーロ(※電子版のみ)で内容は知っていましたが
やっぱり手元に置きたいですから…今後も単行本で揃えるつもりです。

タイトルは巷の予想通りでしたね~2作目が「青春」でしたし。
話の展開的には本家「アン・ブックス」に至りませんでしたが
恋のお話はそこそこ強めな感じでした。
アンちゃんと"乙女"の関係はともかく椿店長…意外過ぎなんですが!
恋バナ的展開はあまり得意ではないので(案外純情なんです…笑)
アンちゃんの奥手っぷりに感謝…していいのか?な??今後の展開的にも^^;

あまりネタバレしたくないのでこの辺で~☆

今日は朝からヴァイオレット・エヴァーガーデンを観てきました。
言わずもがなの入場者プレゼント狙いでございます(笑)
20201024_14415420201024_144211

来週末に大ヒット御礼舞台挨拶がMOVIX京都で開催されますが
仕事以外に県境越えしないと決めている私…もちろん行けません(泣)
当日の上映回にて中継が入るとのことなので頑張って予約を入れます!!
今回は音響監督さんも登壇されるということですし…楽しみっ♪

久しぶりの読書

最初は円居挽さんの「ルヴォワール」シリーズを読もうと思いましたが
                                                                           (※1作目は読了、2・3冊目を積読中でございます^^;)
読みだしたら間違いなく続きが気になってしまうだろうし
だからといって2冊を一気に読了する気力は…ハッキリ言って全くない==;
 
というわけで、今回選んだのはこちら~☆
…多分、この本も1年以上“おねんね”状態だったと思う…==;
 
十角館の殺人(新装改訂版)/ 綾辻行人 講談社文庫
IMGP7954
 
あらすじは言わずもがなかな…と思われますが^^;
 
無人島で1週間の合宿を行うことになったミステリ研究会の学生グループ。
半年前に殺人事件が起こったいわくつきの島で望んで孤立状態となった
彼らですが…何者かによって次々と殺されていきます。
 
同じ頃、元サークルメンバーの本作主人公の元に意味深な手紙が届き…
 
 
あらすじはこんな感じでしょうかね。 ←簡潔に書くのが苦手^^;
 
 
私が読んだものは発表当初の文章を全面改訂されたものとのこと。
(※内容の変更はないそうです)
そのせいかな?ものすごく解りやすいというか…読みやすかったです。
ただ、WEBでの評価では発表当初の文面がよかったという意見もあり、
読み比べてみるのも面白いかな?と思いました。
 
ちなみに、殺人事件なので当然ながら「殺人犯」がいるわけで、
必然的に登場人物と同じく犯人捜しをしながら読むことになります。
本作に関しては割と早い段階で“容疑者”に目を付けていましたが
途中からそれが2人になりまして。
悶々としていたら第十章の最後で「あ~!なるほど!!」となりました。
途中から時系列の整頓を始めていたので理解が早かったかも。
 
それにしても…
いつもは根負けして最終章を先に読んでしまうんですけどね~
珍しく最後まで引っ張ったわ! ←自慢にならんって==;
 
 
黙々と鶴を折るのも良いですが、読書もリラックスできますね♪
まあ…読書はジャンルや作風に左右されるので何とも言えませんが^^;
次は何を読もうかな~
坂木司さんの“ひきこもり探偵”シリーズならサクッと読めるかな?
3冊あるけど比較的薄めの本だし。
…ルヴォワールシリーズは四半期決算後に回そう(笑)

「読めば思わず和菓子屋さんに走りたくなる」

…という、裏表紙の解説そのまんま!な読後感でございました^^;
DSCF4298
 
和菓子のアン/坂木 司 (光文社文庫)
 
主人公はデパ地下の和菓子屋さん「みつ屋」のアルバイト店員、梅本杏子・18歳。
将来の夢が思い浮かばないまま進学も就職も決められずに高校を卒業、
雨宿りのため入ったデパ地下でお店の求人を見て、「お菓子が美味しいし、いいか~」
 
…本当にそんなノリで仕事を決めちゃいました^^;
 
が、個性的な職場仲間や様々な事情を抱えたお客様と触れあううちに
和菓子の奥深さや込められた思いを知り…
 
まあ、そんな感じ。
和菓子についての知識がふんだんに盛り込まれていて、読み応えバッチリ!
加えてミステリアスな展開に、ドキドキワクワク♪
400ページほどですが、テンポよくさらりと読めました。ちなみに私は3時間で読了^^
苦手とする恋愛展開が無かった(ほんのり程度…)のも良かったんだろうな(笑)
 
 
冒頭でも触れましたが、とにもかくにも和菓子が食べたくなります。
明日、仕事帰りに大阪駅で途中下車して、デパ地下の和菓子屋さんを覗こうかな?
せめて売り場で上生菓子を鑑賞したい~!! ←絶対に買っちゃうんだな、これが^^;
 
 
     ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★
 
今年は、今まで読んだことのない作家さんや作品を積極的に読もうと思っています。
気に入った作品を繰り返し読むばかりなので、読書の幅が広がらないんだもんーー;
「心の積読」も徐々に実体化させないと。。。
 
50冊は無理ですが、せめて月1冊は達成できるよう頑張ろう♪
 
 
     ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★
 
1/14(火)、書き足りていない感じがしたので少し追記。
 
杏子ちゃんことアンちゃんが高校卒業までに進学も就職も選べなかったのは
(※“杏”の字からアンちゃんと呼ばれるようになりました)
「やりたいことが見つからない」と真剣に悩んだ結果でした。
お母さんからは「とりあえず進学して、やりたいことを探したら?」と勧められましたが
それを選ばなかったのは「お金がかかるから」。家計を慮ってのことでした。
とても思慮深い女の子です。短絡的な私、アンちゃんを見習わなきゃな…--;

“au revoir” と、お別れするのは寂しくて…

推理小説を最後から めくれるような筈はない♪
…って、チャゲ&飛鳥は歌っていたような気がするけど。(※「僕はこの瞳で嘘をつく」より)
 
 
実は私、ある程度自分の推理が固まったら最後から読んじゃう人だったりーー;
で、結末を確認したらもう二度と読まない。
個人的には数学と同じなんですね。解を求めた後は関心が失せてしまうんですわ。
 
そんなわけで、推理小説はどうも好きにはなれなかったんですが。。。
少女漫画がきっかけで、四半世紀ぶりに推理小説に手を伸ばしました。
DSCF0010
 
まずは少女漫画 “みすけん!”(さかたき新・花とゆめコミックス) から。
 
京都の某大学に通う女の子・相羽千里は彼氏欲しさにサークルを荒らしまくる
とんでもガール(笑)
目星をつけたイケメン・影森清正が所属しているサークルに勢いで入会してみたら
そこは推理小説研究会(略称:ミス研)だった…
 
ちなみに千里サンは推理小説どころか滅多に本を読まないコ(笑)
ところが。
“感想会”の課題に出された小説(十字館の殺人/綾辻行人)を読み始めたところ
あまりのおもしろさに徹夜で読み終えてしまって…
真の意味で“ミス研”のメンバーとなったわけでございます。
 
で。
大学が京都ということで、京都を舞台とした作品に触れることになるのですが。
それが「丸太町ルヴォワール」なのでありました。
 
「丸太町~」以外の推理小説も紹介されていて、小説家の名前も続々出てきます。
綾辻行人さんをはじめ、京極夏彦さんの“百鬼夜行”シリーズや歌野晶午さん、
東川篤哉さん東野圭吾さんなどなど。
 
一言で推理小説といっても様々なジャンルがあるようで、好みもかなり出てくるとか。
そんなことすら推理小説初心者の私には新鮮なネタでした。
 
本編の人間関係としては千里と影森クンの関係がどう変わっているのか
実に気になるところですが… ま、なるようになるでしょ(←?^^;)。
 
 
 
「みすけん!」全4話の中でいろんな小説や作家さんが紹介されているのですが
その中で “丸太町ルヴォワール”(円居挽・講談社文庫) が気になった理由は
このシーンのせいではないかと。
DSCF0016
花とゆめコミックス「みすけん!」P.141より引用
 
「~(前略)思えば随分と長い道のりを歩いたものです。
 岡崎から御所なんて、丸太町通一本で結ばれているというのに」
     (中略)
「それでは、マドモワゼル・ルージュ。オ・ルヴォワール(さようなら)……」
 
 
思わせぶりなセリフと共に手紙のようなものを破いているシーンが印象的で
どういう結末を迎えるのかが少し気になったもので。。。
 
…状況的には明らかに私の苦手な恋愛モノですけどね^^
 
ざくっとあらすじを書きますと…
とある少年が祖父殺しの容疑をかけられたところから物語は始まります。
状況的には少年の圧倒的不利。
彼は真犯人と思われる人間が存在したことを知っていますが、
“ルージュ”と名乗ったその女性の痕跡は皆無。
更に悪いこと(?)に彼はルージュに恋をしてしまったという。。。
 
う~ん…これだけ書いたらラブ・ストーリィ要素が濃いですな^^;
 
で。
ここからが「いかにも京都」な展開になっていくのですが。
 
御曹司である少年の処遇をめぐり、“双龍会”なる私設裁判が開かれます。
双龍会は一般的には刑事裁判のようなもの…らしい?
被告人は「御贖(みあがない)」、弁護人は「青龍師」、検事は「黄龍師」とそれぞれ呼ばれ
青龍師と黄龍師がひたすら舌戦を展開するわけです(たまに御贖も^^;)。
(裁判長や参考人にも独特の名称がありますが、そこは割愛)
法的拘束力はありませんが、社会的抹殺もできるほどの影響力があるとか。
 
…ホント、京都の歴史を考えるとありそうな設定…--;
 
話を戻しますが^^;
この“双龍会”における青龍師と黄龍師の駆け引きが実に面白い!
次から次へとネタが出てきて、息を抜く時間を全く与えてくれません==;
「みすけん!」作中で千里が
 
「どんでん返しに次ぐどんでん返し」
「その裏のまた裏の遥か上!って感じのセリフの応酬」
 
と感想を言っていましたが…ホント、そんな感じです。
結論から導き出すと話の構図は簡単なんですが(…それ言っちゃおしまいでしょーー;)
いろんな思惑が絡み合っていて、なかなか“結論”に辿り着けない。
というか、実は、結論(真相)を導き出してほしくなくて回避しているんですが。
(誰が?とは書きませんが…)
 
まあ。。。ここだけ書いとこか。
“紙を破くシーン”は第三章の最後、双龍会が結審(というのか?)時に
御曹司が語った言葉です。
が… ここで終わりじゃないんだな~^^;
ミステリに苦手な私ですら、だいぶモヤモヤしました。
最終章に入っても気が抜けません…
 
は~
あの“舌戦”は本当に面白かった^^
これで孔子やら文学の知識が深かったらもっと面白く読めるんだろうな。
ヰタ・セクスアリスという単語、久々に聞いたわ。。。
 
全部で四部作とのことなので、そのうち読んでみたいです。
(現在、三作目まででているそうな)
 
     ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★
 
「みすけん!」へ戻ってオマケ感想。
 
千里と影森クン(と、もう一人)が、「丸太町ルヴォワール」に出てきた場所へ
実際に訪れるシーンが出てきます(※半日程度で回れるらしい)。
 
その気持ち、よく分かる!
 
でも… 京都市内って慢性的に込んでいるのよねぇ==;
フラッと遊びに行くには敷居が高い街、というイメージです。。。
(ピンポイントで1,2ヶ所なら何とかOKだけどーー;)
 
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。