
コース中盤に差し掛かった辺りから一気に強まった冷たい風。
去年より17日早く木枯らし1号を観測したこの日、
久々に都内開催の駅ハイに参加しました。
しかし…混雑を避けて1時間遅くエントリーしたのですが
迷惑な歩き方をする人たちって相変わらずいるんですね(怒)
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
☆参加データ☆
開 催 日:2008年11月1日(土)
コース名:自然と文化、緑に囲まれた目白周辺を散策
集合場所:東京都・山手線目白駅(東京都豊島区)
歩行距離:約9km
所要時間:約4時間(施設での見学時間含む)
歩行時間:約3時間(施設での見学時間等除く)
所要時間(実測):2時間20分(10:00~12:20) あっちこっちで立ち止まり~なコースでした^^
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
のっけから失礼いたしました…
今回のスタート&ゴールは山手線の目白駅です。久々に都内です♪
降り立ったのは初めてではないはずですが…なんだか印象が薄いなぁーー;
受付開始から1時間経った10時にエントリーしたため、人影は疎らでした。
今回はゴール受付があるので、受付で渡されたのは地図1枚のみ。
なのに「あれ?バッジは??」と思ってしまう自分…習慣って怖いですねぇ^^;

スタートしてしばらくは住宅地を縫うように
進んでいきます。途中で道の中央にどんっ!と
そびえる立派な木を発見
道路を整備する時に伐採しなかったんですね。
出発してから10分ほどで最初のコースポイント、おとめ山公園に到着。
地図の解説によると「おとめ」は“乙女”ではなく“御留”=禁足地の意味らしい…
それが功を奏したのか、江戸時代そのまま(多分)の景色を見ることができるなんて
将軍家のワガママも案外役に立つものですね^^;(※ちなみに狩猟地でした)
遊歩道の手摺に数箇所設置されていた“落ち葉の道”なる案内。
ですが…期間が11月から2月で、この日はその初日。
当然といえば当然でしょうが、葉っぱ1枚落ちていませんでしたーー;
でも、こじんまりとした公園とはいえゴミひとつ見当たらないなんて
利用者のマナーだけでなく清掃も行き届いているんですね…素晴らしい!

おとめ山公園を出て住宅地を進み、次のコースポイント・目白庭園に到着。
ただ…こちらは駅ハイで2回訪れていますので今回は入口をちょっと見た
だけで入園しませんでした…多かったし^^;(※去年の記事は
こちら ♪)
ここで西武池袋線の踏切を通過。ちょうど遮断機が降りたところだったので、
思わず前に詰めて電車を撮っちゃいました^^;
次のコースポイント・鬼子母神堂(※正式には“鬼”の最初のハネがありません)も駅ハイで何回か
訪れていますが、立派な木が鬱蒼(なんとも罰当たりな表現だなーー;)と生い茂っていているので
境内は常に薄暗いイメージがあります。
ここで目に引くのは樹齢600年・高さ33mの立派な大イチョウの木。
敷地いっぱいいっぱいに引いて撮影してもフレームに収まりません~!
そうそう。境内では『おせんだんご』なるお団子が販売されていたのですが
前回行った時には見た覚えが無かったんですよね…
ということは、この日(1日の土曜日)はどうやら特別販売だったみたい^^;

住宅地を脱出?し、コースは銀杏のにおいに覆われた目白通りへ^^;
街路樹がいちょうの木なので、“におい”はこの時期の風物詩なんで
しょうけど… 分かっていても臭いもんは臭いのですーー; ←苦手。
ところで。街路樹の銀杏って採取しても大丈夫なのかな?
あっちこっちで銀杏拾いに興じる参加者の姿を見たんですけど(汗)
日本女子大学を通り過ぎ(地図に「キャンパス内への立ち入りはお慎みください」という注意書きが^^;)
次のコースポイント・東京カテドラル聖マリア大聖堂に到着。
話には聞いていましたが…大きな建物ですね… 月並みな感想で申し訳ないですがーー;
この日は結婚式が行われていたようで内部に入ることができませんでした。
素晴らしい音響を誇るという内部…是非とも体験してみたかったです、残念!
敷地内にはルルドの洞窟のレプリカらしきものがありました。
現地と似ているのかどうかは知りませんが、ひっそりとしていて厳かな気持ちになります…

コースはいよいよ終盤に突入。
目白通りを挟んで東京カテドラルの向かいにある椿山荘そばを通り神田川沿いへ。
「急な階段下る」という地図の表記に従い、階段を降りて振り返ると…確かに急だわ^^;
降りた先にはごく普通の公園らしき風景が広がっておりました。
が。斜面を覆う鬱蒼とした木々…ここも昔からこのままってことなのかな?
傾斜を利用した滑り台がちょっと羨ましかったです。 ← 拘るなぁ…^^;

しばらく神田川沿いを進むと、胸突坂という名の急坂が現れました。
名前の由来は…まあ…その通りってこと、でしょうね。
地図の解説にも似たり寄ったりなことが書いてありましたし^^;
…小さい画像ばかり続いちゃった(苦笑)

コースポイントではないのですが、心臓破り?の急坂を上がる前にちょっと寄り道。
坂を上りかけたところにある「関口芭蕉庵」へ入ってみました。
かつて松尾芭蕉がこの地に3年ほど住んだことがこの建物の由来のようですが
本人が住んでいたわけではないようです(※住んでいたという説もあります)。
内部は綺麗に整備されていると思いきや、かなりワイルドな作りでした^^;
ただ、ひょうたん池があったり竹林があったりと、押さえるところは押さえているという感じ。
でも…ひょうたん池の鯉がちょっと怖かったわ==;
「古池や 蛙飛こむ 水のをと」はあまりにも有名な芭蕉の句。
この句が敷地内の石碑に真筆で認められていました。
芭蕉って達筆だったんですねぇ…
叶うならば爪の垢でも煎じて飲みたいかもーー;

コースポイント外の芭蕉庵には立ち寄ったくせに、
コースポイントの目黒不動尊(金乗院)はさらりと通過したり…^^;
だって…興味が湧かなかったんですもの~!
ちなみにここが“目白”という地名の由来なんだとか…
さりげなく罰当たり発言をしていますね、私ーー;
最後のコースポイント・学習院キャンパスはゴールの目白駅とは目と鼻の先。
普段は立ち入りできない場所ですが、この日は学園祭が開催されていて入ることができました♪
しかし…学園祭の雰囲気ってどの大学も似たり寄ったりなんですねぇ…^^;
でも、古い校舎が現在もきちんと利用されている様子にはちょっと感動しました。
この日はゴール後のお楽しみがあったため飲食物を控えましたが
せっかく来たんだし…と学生さん作製のお茶碗を購入しました。
ちょうど茶碗が1個割れたところだったんですよね~実のところ^^;
焼きはまあまあですが、釉(うわぐすり)の具合はまだまだかなぁ…
伯父が有田焼の職人なので割と詳しいんです、焼けないけどね(笑)
学習院大学の西門とゴールの目白駅は目と鼻の先。
2時間ちょっとの駅ハイでしたが、起伏に富んだコースで歩き応えがありました♪
都内の紅葉スポットを一気に回ったという感じでした。
葉っぱが色付く今月末にも1回訪れたいですね~きっと綺麗だろうな^^
さて、お次は定番の番外編ですが…
その前に先週参加した駅ハイ2本の記事を纏めなきゃ、ですなーー;