かがみの孤城。
分厚さに慄きましたが、さくさく読めました。

映画化によって原作のイメージが壊されたり、その逆の結果が出ることもままありますが
本作に関してはほぼ原作に忠実に映画化されているようですね。
尺の都合でいくつかのエピソードが端折られていましたし
お城の構造も少し違うようですが(電気の有無は結構大きいと思うけど)、
文字を視覚化する上で必要な調整と考えれば許容範囲かな。
オオカミさまの袖が破けているのが見間違いで無かったことが知れて安心した…(笑)
鏡の城を出たアキに関しては思い違いをしていました。記憶、無かったのね。
思わせぶりな演出で騙されましたわ…いやま、ある意味原作通りではあるのですが。
ネタバレを極力避けていますので意味不明な書きぶりになっていますが💦
原作と映画、どちらを先にしても作品のイメージは変わらないと思いますが
映画は万人向けにソフトに制作されている…という印象かな〜?
原作は主人公・こころ以外の登場人物の背景も深く突っ込んでいるので
なかなかディープで好き嫌いがでそう。私は好きだけど。
結論。
辻村深月さんの作品、好きだわ。←雑な総括(笑)