今日からぽつぽつ映画の感想をUPします。
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1986年に起きたチェルノブイリ原発事故を題材とした作品。
しかし…ウクライナ情勢が深刻化する中での公開…なんか複雑…
事故発生当時、真っ先に消火活動にあたった1人の消防士の物語。
この消防士自体は架空の存在ですが、状況はほぼ再現されているそうで
当時の緊迫感がビシビシ伝わってきました。
被曝に関する知識がないまま只管消火活動に徹した結果
放射線による火傷や嘔吐で次々に倒れていく様は見ていてきつかった…
水蒸気爆発を回避すべく危険極まりないミッションに挑む様子も圧巻。
主人公・アレクセイの心境の変化が滅茶苦茶リアルでした。
自分が同じ立場に立った時、果たして彼と同じ行動に出るだろうか?
思わず悩んでしまうほどの葛藤…こんな状況には遭遇したくないーー;
原子力発電所の存在が悪いとは言いませんが、
制御しきれない力に頼るのはどうなんだろう…