日別アーカイブ: 2020/03/15

1917 命をかけた伝令

見たのは先月ですが…なかなかUPできませんでした。
これ以上記憶が薄れる前に書いておこう。。。
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パンフレットの隅に書かれている通り、最大の敵は"時間"。
時は1914年、第一次世界大戦真っ只中のヨーロッパ。
伝令が間に合わなければ大勢の仲間が無駄死にすることになるため
決死の覚悟で敵陣営を突っ切り使命をを全うするまでの一部始終が
描かれています(若干ネタバレ?ま、この程度ならいいか^^)。

上映前から話題となっていた"ワンカット撮影"の技法は確かに凄かった。。。
実際にはワンカットに「みえる」撮影…ということになりますが
全編通して映像が連続しているため、息つく間がありませんでした。
また、狭い通路でぶつかり小競り合いになる…といった細かい演出が見事で
戦場に居るような緊張感と臨場感が…セットもリアリティ全開だしーー;

唯一心を癒してくれたのがこのヴィーカル曲でした。
残念ながらサウンドトラック未収録らしい…なんでだ。
"Wayfaring Stranger/Jos Slovick"

この曲を聴いているうちに、なぜか「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」
に出てくるピピンの歌を思い出しました。  
そういえば音楽も全体的にロード~の作品と雰囲気が似ていたような…
この2作品、作曲者は違うんですけどね???
単に私の脳みそ的に同じ分類として整理されているだけかもしれない。。。

個人的には観て良かったと思うしお勧めしますが、結構グロいシーンがあるので
戦争映画であることを理解した上でご覧になったほうが良いと思われ。

戦争は…本当に虚しいですね…

ザ・コクピット

旦那の職場の方からお借りしました。
「(私が)ファントム無頼が好きならコレも好きなんじゃない?」
と、わざわざ持ってきてくださったらしい…

…て。
旦那~ アンタは職場で何を話とるんやぁ~???ーー;

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オムニバス形式で第二次世界大戦中の戦闘をメインに描かれています。
史実に基づいていない設定がちょこちょこ混じっているようですし、
後の松本作品を彷彿とさせるファンタジーテイストの話もありました。
舞台も日本のみならずドイツ、アメリカ、諸島群だったとと様々。

とはいえ戦争…命の奪い合い自体は実際にあったこと。

祖国を思い、家族を思い、時には敵国兵士の身の上にも思いを馳せ。
実際にはどうだったかなんてもちろん知りません。
が…ひどく泥臭くて。戦争の悲惨さと虚しさに溢れていました。

戦闘シーンの描写が多いので少々気が滅入るかもしれませんが、
戦争を知るとっかかりにはなるかもしれません。
改めて平和な世界に生まれたことを幸せだと思いました。

が…
平和すぎて、平和のありがたみが薄れてきているようで…ちょっと怖い。

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