京都での舞台挨拶でも触れられていた“白い画面でのアフレコ”について。
※白い画面=映像が仕上がっていない段階での声入れだったため、声優陣は
想像力を総動員して臨んだという、ある意味アニメ現場では“あるある”ネタ。
映像が仕上がっていない段階でのアフレコは、
同時に映像を“いじれる”状態でもあるというわけで。
声優陣の演技の“熱”を込める意味では有効に働いたようです。
羽原監督曰く「そのために敢えて進行を遅らせた」そうですが…はてさて?
監督の意図はさておき。←ひでぇ。
最終話における真田さんの長演説シーンも同じく“白い画面”だったそうで
真田演じる大塚芳忠さんは、テスト時には予定の尺通りにセリフを収めたとか。
が。
本番で「自由に演じてください」と言われ…あのシーンが生まれたそうです。
まあ。。。総じていうと「アニメーター泣かせ」だったと。
実際、よく見るとセリフと口の動きが合っていますものね~
他にも画で見せるシーンが満載…特に本作では「目の演技」が素晴らしい!
第七章ではそれが強く出ていました。
最後の藤堂長官の目線は本当にリアルでしたもの。
(引きで芹沢を見やるシーンからのアップがちゃんと繋がっている!)
まだ書ききれていない面白ネタはたくさんあると思いますが
収拾がつかないのでこの辺で。
蛇足ですが。。。復刻版OUT…中身が濃すぎます~!!!!!
上映はあと3週間弱続きます。
BDを持っているので観るだけなら劇場へ足を運ぶ必要はありませんが
3週目と4週目の来場者特典をモノにすべきかどうか現在悩み中。
それ以前に劇場の音響は捨てがたいんですよね…あああ。悩むわ。。。