観に行ってまいりました。
12歳で筋ジストロフィーの診断を受けた鹿野靖明さんの半生を描いた実話。
「あの人の我儘は命がけなんです!」
劇中のこの言葉が象徴しているように、彼は自身のハンディに対して
悲観的にならず、ひたすら人生を楽む努力した人のように思えました。
彼の要望は人によっては"我儘"と捉えてしまうかもしれません。
だけど500人ものボランティアが彼を支え続けたことを考えると
単なる「我儘な人」ではなかったことが窺い知れます。
彼の母親の元には彼の死後16年が経過した今も当時のボランティアたちが
集うとのこと。愛すべき存在だったのですね。。。
うだうだ御託を並べてもこの映画の真髄は伝わらないかな。
気になる方はぜひご覧になることをお勧めします。
筋ジスのみならず "障害者" と定義づけられる方々、更には命について
自身のスタンスを自問自答する良い機会ではないかと思いました。
私も悔いのない人生を全うしたいです。。。
コメント
おお! あの大泉さんが主演をされている作品ですね。
卑屈にならずに前向きに行動して
ある意味「こういう生き方も」って事を
認識させられますね。
ただ「大泉洋」という人物が役を演じているからなのか
バラエティ志向がちょっと強いかぁ~ って感じも.. ^ ^;
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☆Shin様
そです~ 大泉洋さん、熱演でしたわ^^
まあ…確かにどこまでが演出で、鹿野さんご本人の言動だったのかは
よくわかりませんでしたが(笑)
ボランティアの様子はほぼ当時のものを再現されたとのこと。
というわけで現在の常識とは合わない部分もあるそうですが
想像しづらい介護の現場を垣間見れたのは良かったと思います。
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大泉君が演じるからこそ、重たいテーマも軽やかに見せてくれるのでは?
と思いながら、観てみたいと思う映画のひとつです。
(スケジュール的になかなか叶わないのですが)
障害もひとつの「個性」として受け入れられる世の中であって欲しい。
考え方ひとつで、人生の楽しみ方が変わりますよね。
自分が同じ境遇に置かれた時に、果たしてどうなのだろうかと
こういうテーマが提示されるたびに考え込んでしまいます。
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☆みもー様
ああ、確かに。
鹿野さんご自身が明るい方だったのかもしれませんが
大泉洋さんのキャラが作品を明るくしていたのは確かです。
重苦しい雰囲気の映画を観続けるのはさすがに辛いものが^^;
シンポジウムのシーンで「障害者のために設置した駅のエレベーターが
お年寄りやベビーカー利用者にも使われている」と出てきましたが
当時は設置について反対意見が多かったそうです。
なんでも「身障者のためだけに?」という考え方が強かったとか。
「普通に生きたい」から「助けてもらう」。
単純なことなのにそれが許されないなんて…そりゃ変ですよね?
私は脚を痛めた時に駅のエレベーターをごく普通に使いました。
それこそ当たり前に。
でも、道路や公共施設のバリアフリー化が急激に進んだのは
10数年前くらいからだよな…と、この映画を観て唐突に思い出しました。
「当たり前」の度合いは人によって違いますよね…
改めて考えさせられました。個人的にはお勧めです^^
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