先行上映に行ってまいりました。
今話題の作品なので混む前に観ておきたかったのです。
ネタバレは控えたいので極力 “ぼんやり” 書かせていただきます。
でもな~後半のアレとかコレとか書かずに感想…む、ムズイ==;
家族構成は以下の通り(カッコは映画内の役名)。
父(治)・息子(翔太)・治の妻(信代)・おばあちゃん(初枝)・
信代の妹(亜紀)・治が連れ帰った女の子(りん)
2月の寒い日、治と翔太はスーパーで万引きした帰りに
アパートの外廊下で一人遊んでいる女の子を連れて帰ります。
「誘拐じゃない、保護したんだ」という屁理屈で家族として迎え入れ、
行方不明を告げるニュースを知り名前を「りん」と改め…
話はこんな風に始まります。
ちなみにこの家族は “寄せ集め” の集団。血のつながりはありません。
彼らが暮らしている家はおばあちゃんのもので公式には「1人暮らし」。
民生委員が訪問するたびに1人暮らしを装っています。
翔太も拾われっ子で、それゆえ学校へ行けないし
亜紀に至ってはおばあちゃんが離婚した旦那の後妻の孫という
複雑極まりない関係で、血縁ある家族を欺いている(?)状態。
収入はおばあちゃんの年金、治と信代の給料を合わせても足りないため
万引きしてどうにか生活している…という状態。
だけど彼らはなんだか生き生きとしているんです。
狭くて散らかりまくりで食事も好き勝手な場所でとっているのに
ちゃんと家族団らんの姿がありました。
だからこそラストがあまりにも切なくてーー;
当然ながらこんな生活が長く続くはずもなく、
話の終盤は「家族」は全員バラバラになってしまいます。
りんが「無事保護された子供」としてマスコミの餌食になるシーンや
信代の取り調べシーンはあまりにも空々しかったです。
いやまあ、あの「家族」に感情移入しちゃったせいもありますが==;
あと、翔太の万引きへの葛藤がとても印象的でした。演技うますぎ!
治については…う~ん…--;
同情の余地はありそうですが「身から出た錆?」とも思いましたし
あんな風にしか行動できなかったんだろうな~とも感じたし…
理解できるようなできないようなモヤモヤが残りました。
例えは変ですが、訛りの強い英語を早口で捲し立てられているような?
(教科書英語ならどうにか理解できるかも?と思うんですけどね~)
以上、相変わらず意味不明な感想でございました。
一言で総括すると「重い」かな…良作とは思うけどね==;