ついに手を出してしまった。。。 ←1年以上悩んでいたヒト^^;
妹・メリーベルを人間として生かすため吸血鬼(バンパネラ)となり
永遠に14歳の姿のまま存在する運命となった少年・エドガーの物語。
後にメリーベルも吸血鬼となりますが銀弾を撃ち込まれ消滅、
彼女に思いを寄せていた少年・アランを”仲間”に引き入れ
その後は2人で行動を共にします。
が、永遠に少年の姿、しかも割と人の記憶に残るような行動をとったため
(絵画のモデルになったり出会った人が手記に残していたり…^^;)
結果的に最終話でアランが消滅することになり…
ここで話は終わります。残されたエドガーの行方は謎のまま。
中学生の頃に読んだきりかな?それでも案外覚えていましたね…
メリーベルとアランの消滅シーンはもちろんですが
“人間のふり”をすることで自分の姿を鏡に映すことができたり、
十字架に触れることができ教会へミサにも行ったりとか。
(彼らが恐れるのはモノではなくそこに込められた「信仰心」らしい)
エドガーの切なすぎる運命とミステリアスな設定がたまりませぬ。。。
作品全体がいろんな面で緻密というか、読み応えがありますね~
ページの端から端までしっかり読み込むという感覚…久しぶりでした。
去年、40年振りに新作が発表されました。
「続きだったら読みたくないなぁ…」と思っていたのですが
(だってアランが消滅しちゃったしーー;)
どうやらその前の出来事のようですね…
近いうちに買っちゃうな、こりゃ(笑)