日別アーカイブ: 2016/12/10

聲の形

難しいテーマかな…少なくとも私にとっては。
CIMG4722
 
聴覚障害を持つ硝子と、彼女をいじめたことが原因で周囲から孤立した将也。
別々の高校に通う2人は5年後に再会し、徐々に関係を改善させていきますが
昔の級友たちとの複雑な人間関係や当時の記憶などが絡み合い…
ま、5年前の出来事も相まって諍いが生じるわけですわ。
(※級友たちも硝子をいじめていたが、その責任を将也1人に押し付けたという経緯あり)
 
生々しい現実を俯瞰しているような感覚で観終えました。
人間関係って難しい。そして実に泥臭い。
でも…本人たちは一生懸命に生きているんですよね…
 
 
ちなみに私は無自覚な八方美人ってヤツが苦手だと再認識。
そういうキャラが出てくるんです… ちょっとイラッときた(苦笑)
私自身は何でもかんでもズゲズゲ言う割に本音を隠すタイプかな。
そういうキャラもいました。共感どころかモヤッとしましたが^^;
 
 
そういえばこの作品…最初に漫画として出た時に
取り扱っているテーマがデリケートな問題だと物議を醸したとか。
フィクションだからこそ「問題」に向き合う良い機会と思えばよいのに…
実際に起こってしまった時に慌てても遅いんですから。
 
 
過剰反応の裏側には「現実逃避」という言葉が隠れている。
…言い過ぎかな?
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