あれから5年。

東日本大震災が発生した当時に感じたことを振り返ってみました。
 
     ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★
 
当時勤務していた神戸の職場でも震度2を観測したあの時。
別棟で遅い休憩時間をとっていた方が事務所に飛び込んできて
「東北が凄いことになっているみたい!でも、こっちも揺れたよね?」と…
(※私は立ち仕事をしていたので気付きませんでした)
 
その後、職場では情報収集に追われましたが…
津波警報発令でパニック状態になったらしい経営者の所業たるや
「非常時こそ人間性が見える」のわかりやすい見本でしたね(笑)
従業員一同に「こういう時には会社を守るものだ!」と
土嚢袋や木の板をホームセンターに行かせて出入口等に積み上げさせ、
家族がフラッシュバックを起こしていないか心配し帰宅したいと申し出た
従業員の懇願を無視し、全員を20時近くまで会社待機させ。
一部の従業員は社長命令で職場で一夜を過ごしたそうで、
翌日出社するなり「会社を守ってこそ社会人だ!」
ワケワカラン訓辞を垂れて居残り組に大賛辞を送っていました。
…本人たちにとってはむしろ大参事だったろうにーー;
従業員やその家族の命よりも会社が大事って… 一気に心が離れましたわ。
 
私にとっての「5年前」はそんな感じでした。
阪神淡路大震災の被災体験談があちこち話題に上るたびに
被災地での大変さを理解できず、もどかしく感じた時期でもありました。
どんなに頑張っても想像しきれないのです。
状況を理解しても心理状態までは再現しきれませんから。
そういう経験がないことは本当に幸運なんですけどね…
 
関東を離れて2年後の大災害…あまりにも絶妙過ぎるタイミングに
「私が住んでいる場所は安全」という変な噂?も一部で流れたな^^;
ちなみに阪神大震災の3年前に四国から関東へ移り住み、
阪神大震災の2か月後に起きた地下鉄サリン事件の当日は遅番出社でした。
(職場に到着してから一時的に呼吸困難になったけどーー;)
生命の危機に陥るような出来事には触れずに済む運の持ち主なのかも。
 
     ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★
 
5年という節目の年に、奇しくも震災発生当時と同じ金曜日という巡り合わせ。
アフター5や休日の予定にワクワクしている方もおられたでしょう。
平々凡々な日々を過ごすことが決して当たり前ではないと思い知ったあの日。
 
なんというか…
日々不満に思っていることとか、本当にちっぽけだな~と。
それでも目先のことに囚われて思い詰めて方向性を見失って
変な方向に突っ走ったりしちゃうんだよね…
そんなことを5年という節目を迎えて改めて思った次第です。
 
一個人の事情と震災がもたらした試練ではスケールが違い過ぎるけど
 
生きていきたい。
幸福に、できれば苦労のない人生を送りたい。
多分…気持ちはみんな同じじゃないかな。
 
うん。頑張ろう。
自分に恥じない人生を送ろう。
 
 
 
 
最後になりますが…
被災地の一日も早い復興と、被災された方々の心が癒されることを。
そして…震災の犠牲となった多くの御霊が安らかであることを。
心よりお祈り申し上げます。
広告
Both comments and trackbacks are currently closed.

コメント

  • Shin  On 2016/03/13 at 21:05

    社会人である前に 一人の人間 ですよね。 (ーー;)
    まあ、気持ちは判らなくもないですが・・・

    まあ、実際に「あの状況下」に置かれていて、
    果たして その言葉 が発せられたかどうか…
    ま、 たとえ発したとしても、周囲がそんな雰囲気ではないからね。

    ・・・ん?  って事は何・・・
    がんちゃんが居なくなったから 地震 が起きた??
    ・・・ がんちゃーーーーーん!! ヽ(;´Д`)ノ
    あんで、引っ越しちゃったんだよぉ!!!!!
    浦和へ戻っておいでよ! (;^_^A

    ま、それはともかく.. ^ ^;

    震災の爪あとは未だに、見られます。
    復興がまだ済んでいない地域もあります(栃木県でね)
    地震国なので、多少の地震は致し方ないにしろ
    今回のは津波の影響もあって、被害が甚大になりましたからね。

    被災地の復興・・・
    1日も早く出来る事を願っております。

    いいね: 1人

    • がんちゃん  On 2016/03/13 at 23:08

      ☆Shin様
      あまりにも凄い発言だったので、即旦那に報告しましたよ。
      「会社は大事かもしれんけど、それを動かす人間はもっと大事でしょ」
      旦那バッサリ。はい。私もそう思いましたよ==;
      阪神大震災を経験されていたのも悪い意味でダメだったのかな。
      命の危険はとりあえずなさそうだと判断しての言葉だったのかも。
      それにしたって…とは思いますがーー;

      う~ん…
      本人、逃げているつもりはないんですがね。。。
      結果的に被災せずにすんでいることを考えると…運が良すぎるとしか。
      でもまあ、自然災害は逃げようがないですしね。
      そのうち経験するかもしれません。
      その時には阪神大震災や東日本大震災の教訓をちゃんと活かしたいです。
      犠牲となった方々の命を粗末にしてはいけませんから!

      今、自分は遠い被災地に何ができるだろう?
      そんなことを考えつつも、募金や物産展にお金を落とすことが精一杯。
      生きていくうえでお金はやっぱり必要だと思ってのことですが…
      こんな風に語り続けることも大事なんでしょうね。
      そんなことしかできない自分の無力さが口惜しいですけど。
      今はただ、被災地の方々が落ち着いた生活ができることを願ってやみません…

      いいね

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。