今回、「1.17のつどい」会場に行って感じたこと…
今では冬の風物詩となった神戸ルミナリエですが。
その開催意義に疑問を呈する方々の心情が少し分かったような気がします。
どちらも鎮魂の意を込めて開催されているはずなのに
ルミナリエは年末に街を彩る楽しいイベントのひとつになってきているな…と。
震災の年に開催されたルミナリエのことを覚えています。
当時は関東にいたためTVでニュースを観ましたが…
そこには鎮魂の思いと復興への願いと希望が込められているように感じました。
関西に引越してからはほぼ毎年ルミナリエ会場を訪れていますが
屋台は大人気でも“慰霊と復興のモニュメント”に訪れる人の姿はまばら。
会場内の100円募金も“ルミナリエの開催継続”を謳っているだけで
本来の開催意義については全く触れられていません。
震災復興と言うけれど、いつを以て“復興を果たした”と言えるのかな?
だれかの心の中に傷が残っているうちは復興したとは言えないような気がします。
今後もルミナリエの開催意義についての議論はでることでしょう。
それでいいと思います。
話が出るうちは震災を忘れないでしょうから。
できればルミナリエというイベントが開催されたきっかけだけは残ってほしいです。
あくまでも個人的な意見ですけどね…