や~っと観に行けました。
Wヒロイン(杏奈とマーニー)が表紙のパンフレット。
お値段620円!内容も充実!!某「テロン艦」とはエライ違いや!!!
…これを書きたいがためにわざわざ価格を載せた私^^;
原作はイギリス児童文学の同タイトル。
舞台が北海道に変わっていますが、ストーリー展開はほぼ同じだとか。
ジャンルは…ファンタジー?人によっては「オカルト」扱いかもしれません^^;
好き嫌いがバッキリ分かれそうな内容ですね~
ヒロイン・杏奈に共感できるかどうか…かな?
とにかく悲観的。内向的で周囲との接触を極端に避け、愛想笑いか無表情で回避。
しかも思い込みが激しくて我も強いときたもんだ^^;(※あくまでも私が感じた「杏奈像」です^^;)
そんな彼女がマーニーと出会って少しずつ変わっていくんですわ。
最後にはウソみたいに明るい子になっていました。いやもう、ビックリするほどに!
でもまあ…杏奈はまだ12歳だしね(と、映画の中で言っていたと思う)。
置かれた環境でどんどん変わっていっても不思議はないのかもしれません。
多感なお年頃だもの^^
しかし…信子への悪口…あれはちょっとツボったというか…
信子ちゃんがサバサバした性格で良かったです。
とはいえ、信子ママの「ナイフ」発言はちょっと気になったけど。
(制作者の意図を知りたい部分ではあります…場合によっては信子は性格ブスだよーー;)
もう一人のヒロイン、マーニーも置かれた状況がちょっと厳しい。
両親は外出ばかりで殆ど会えず、家からも出してもらえない不自由な生活。
世話役のばあやは厳しいし、ねえやには苛められていたとか。
それでも決して弱音を吐かず、両親や親しい友人の前でも虚勢を張っていて…
そんな感じ。
突然現れた杏奈のことは知っていた…というか、
初めて会った時に「夢じゃないよね?」的なことを言っています。
この2人はそれぞれのことを夢の中で認識していた様子。
(杏奈の夢は劇中で描写されていますので、マーニーも同様にみていた可能性あり。)
とはいえ、現実的には「会えるはずがない」2人。
頻繁に会って遊んだりお喋りしたりしていますが、リアルっぽい夢かもしれません。
実際、最後の「許してあげる」シーン…現実の杏奈は高熱で倒れていましたし^^;
杏奈は最後にマーニーの正体を知りますが、マーニーはどうだったのか。
私は「知らなかった」あるいは「気付かなかった」と思いますが…どうなんでしょうね?
(ただし、晩年には気付いていたかも…)
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画は相変わらず綺麗だし、主人公も「こども」ですが、どっぷり人間ドラマという感じ。
小さいお子さんには理解が追いつかないかもしれないなぁ…
実際、幼稚園児くらいのオコチャマ方が喋ったり走り回ったりしていたし。
退屈しても仕方が無いかもーー;
個人的には良い作品だと思いますが…映画館の大画面でなくてもいいかな?
BDを購入して、自宅でゆっくり楽しみたいです。 ←映画なのに^^;
その前に、原作を読んだ方がいいかもな…
行きつけの本屋さんで見かけたので、買いに行こうっと。