…という、裏表紙の解説そのまんま!な読後感でございました^^;
和菓子のアン/坂木 司 (光文社文庫)
主人公はデパ地下の和菓子屋さん「みつ屋」のアルバイト店員、梅本杏子・18歳。
将来の夢が思い浮かばないまま進学も就職も決められずに高校を卒業、
雨宿りのため入ったデパ地下でお店の求人を見て、「お菓子が美味しいし、いいか~」
…本当にそんなノリで仕事を決めちゃいました^^;
が、個性的な職場仲間や様々な事情を抱えたお客様と触れあううちに
和菓子の奥深さや込められた思いを知り…
まあ、そんな感じ。
和菓子についての知識がふんだんに盛り込まれていて、読み応えバッチリ!
加えてミステリアスな展開に、ドキドキワクワク♪
400ページほどですが、テンポよくさらりと読めました。ちなみに私は3時間で読了^^
苦手とする恋愛展開が無かった(ほんのり程度…)のも良かったんだろうな(笑)
冒頭でも触れましたが、とにもかくにも和菓子が食べたくなります。
明日、仕事帰りに大阪駅で途中下車して、デパ地下の和菓子屋さんを覗こうかな?
せめて売り場で上生菓子を鑑賞したい~!! ←絶対に買っちゃうんだな、これが^^;
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今年は、今まで読んだことのない作家さんや作品を積極的に読もうと思っています。
気に入った作品を繰り返し読むばかりなので、読書の幅が広がらないんだもんーー;
「心の積読」も徐々に実体化させないと。。。
50冊は無理ですが、せめて月1冊は達成できるよう頑張ろう♪
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1/14(火)、書き足りていない感じがしたので少し追記。
杏子ちゃんことアンちゃんが高校卒業までに進学も就職も選べなかったのは
(※“杏”の字からアンちゃんと呼ばれるようになりました)
「やりたいことが見つからない」と真剣に悩んだ結果でした。
お母さんからは「とりあえず進学して、やりたいことを探したら?」と勧められましたが
それを選ばなかったのは「お金がかかるから」。家計を慮ってのことでした。
とても思慮深い女の子です。短絡的な私、アンちゃんを見習わなきゃな…--;